ぎこちなく手を挙げる。

「おー星野か、ドンマイだな。じゃあ男子」

ドンマイってなに!

すると1人の男子が手を挙げた。

…高橋怜央くん。

クラスの中でも目立つ存在の男子。

「ちょっと!美紅、高橋くんじゃん」

『…そーみたいだね』

けどまぁこれも運だよね。頑張ろう!

早速、文化祭の出し物を決めることに。

「星野、よろしくな!」

『うん!よろしくね。高橋くん』

何気初めて話すかも?

不思議とあまり緊張しなかった。