「えーっと…サッカー部の、ですか?」

「そうそう!今人手が足りなくてさ〜困ってるんだよね」

あ、そうなんだ…。

マネージャーかあ…でも大変そう。

「別にそこまで大変じゃないからね?なんなら、お試しでもいいし!」

まあお試しならいいかな?
葵の方へ目を向けると、同じことを思ってたらしく頷いた。

『「なります!」』

案内されたのは部室。

「おーっす!マネージャー候補、2人連れて来ました〜」

中に入ると、熱気が充満していた。

一言で言うとあつい!