ケータイ小説 野いちご

孤独なお姫様

湊「っ今のって!?」
旭「…銃声だ。…俺らも行くぞ!」
なんだか嫌な予感が胸を騒がせる。
倉庫の扉を開け、中に入ると目に入ってきたのは残酷な光景だった。

美咲の身体がスローモーションで倒れて行く。
俺は美咲めがけて走る。
『美咲っ!!』
倒れる直前でしっかりと受け止める。
お腹から血が大量に流れ出ている。
『おい美咲ッ!しっかりしろ!』
身体を揺さぶると目が少し開いた。
美「ッれ、ん?来てくれた、んだ…。」
『ッ当たり前だろ』
そういうとニッコリと笑う。

旭「とりあえず京極は捕まえた。救急車を呼んでくれ」
優「みーちゃん…!」
あるだけの布で止血しても血は止まらない。
美「クスッやだなあ…ッそ、んな顔しないでよ…」
みんなで美咲を囲み、心配そうな顔をしている。

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