ケータイ小説 野いちご

孤独なお姫様

この場にいたくなくて全速力で倉庫から出る。
蓮がなにか叫んだ気がするが、お構いなしに走る。

もうどれくらい走ったかなんて分からない。
気がつけば雨が降っていた。
…信じてくれなかったことが何より辛かった。
みんななら受け入れてくれる…そう思っていたのに。

ー私はこの日、再び心を閉ざした。

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