ケータイ小説 野いちご

君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~

海璃には詳しい病気の説明をしていない。
今度一緒に病院に行く予定になっている。

私の引っ越しは休日のうちに済ませて、なるべく海璃の生活は変えないでほしいと私は海璃にお願いしている。

たくさん残っている有休を使って私と一緒にいようとする海璃に、それだけは譲れないとお願いした。

「夕飯はうどんでいいか?」
「うん・・・ありがとう」
数日の引っ越し作業の疲れで私がぐったりとしていると、海璃が私をソファに座らせてブランケットをかけてくれた。
「寝てろ」
今日も海璃は穏やかな表情で私に伝える。
そして、キッチンへと向かった。

ソファからはキッチンがよく見えて、私は海璃の姿をじっと見つめる。

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