ケータイ小説 野いちご

好きになってはいけません。




少し体を離して、蒼と目が合う。


蒼は……なんだか怒ってるような、泣きそうなような…そんな顔をしていた。



その後、フイッと顔を逸らしたかと思うと、


蒼は一人で、みんながいる方へ歩いていってしまった。



……また、断られたんだ。


『泣かれると萎えるわ』


あの時みたいに…


期待させるようなこと言うくせに、流されかけると遠ざける。



ひどい…。そう思うのに


あの時には浮かんだ、“大嫌い”って文字が、




今は…浮かばなかった……。





< 123/ 258 >