「た、高瀬の、バカッ……わかってるくせに」

あれ、もしかして、これって拒否反応?

あからさまに睨まれてるよね。

うるうるした目での上目遣いに、さすがにやりすぎた感が否めなくなってきた。

「わかってるけど、たまちゃんの反応が見たくてさ」

「も〜、なにそれっ」

「ほんとなにそれだよね」

でもさ、だって、かわいいんだよ。

俺相手に必死になったり、あたふたしてるたまちゃんが。

ずっと見ていたいから、一生俺に戸惑っててよ。

他の男なんて見なくていいからさ。

なーんて。