龍虎「俺の妹も甘いものが大好きで、俺の分をあげると『いいの』と言って嬉しそうに食べていた」


うぐっ、まさに今の私と同じじゃないですか!


龍虎「お前は俺の妹なんだろ」


璃夢「ちがいます!!」

キーンコーンカーンコーン


璃夢「僕もう戻ります!」


そう言って私は桔梗組の教室から出た


もう!なんでいつも月城先輩の妹さんと被るような行動しちゃうかな!

そのせいでどんどん女なんじゃないか、妹なんじゃないかって言われちゃうじゃん!


名前も一緒、性別も一緒、性格も…多分似てる…。もう疑われる要素しかないよ…。


でもそんなに言うほどそっくりなのかな?月城先輩だって、4歳の妹さんの写真しか持ってないし…。

あれ?なんで今一緒に住んでないんだろ?


今更になって湧いてきた疑問。


父子家庭だって言ってたし…もしかしたら離婚…とかして…離れ離れに…。


多分、写真を持ってるぐらいだし…妹さんのこと大事に思ってるんだろうな…。

だからこそ余計に会いたくて…私と妹さんを間違えちゃってるのかも…


一体どうしたら…………っ、そうだ!


そこで私はあることを思いついた