ケータイ小説 野いちご

先生、好きって言って。





『あー、ますます離れたくねぇ。』





「私もですよ。」





『よし、ほら早く行け。』





背中をトンっと押された。






でも、私は最後に言いたいことがあった。







少し歩いて、私は後ろを振り返った。






『何してんだよ。早く行けって。』






「先生、好きって言って。」






ずっと言いたかった。






片思いしていた時はこんな思いで言うことなんてなかっただろう。







こんな、幸せな気持ちで。







『大好き。』






「私も大好きっ!」









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