ケータイ小説 野いちご

彼と彼女の甘い秘めごと




…ひなが横に居てくれる。

それはわたしの学校生活において、もう当たり前になるくらいかけがえのないこと。



「ねぇひな、わたし聞きたいことがあったんだけど」

「……碓氷くんのこと…?」

「あら鋭い」



ホールに向かう生徒の波にのって歩く。


あの日、ひなに対して「さっき言ったこと考えておいて」と言った碓氷くん。

…わたしはその意味が気になっていたのだけれど、ひなはどうやら勘付いたらしい。



「み…、耳貸してっ」

「はい」


「碓氷くんにね、告白されたの…っ」


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