ケータイ小説 野いちご

先生、好きって言って。










資料室前。




きっと先生はこの部屋にいる。





コンコンコンっ





ノックすると、


『どーぞ。』と聞こえた。







「失礼します。」





『っうわ、ビックリした。』





まさか私が来るなんて思ってなかったっていう顔をしている。






「先生なんかお久しぶりですね。」






『あ、あぁ。で、何しにきた?』







私は背中に隠していたチョコを出した。







「…っはい、これ。本命チョコです。手紙もありますので読んでくださいね。ではっ!」





顔を見られたくなくて私は先生の反応を見る前に資料室を出た。












先生へ



大好きです。




今まで迷惑ばかりかけて、
先生を困らせてごめんなさい。





そして、ありがとうございました。





また会える日まで。





古村 蘭。








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