「私は奈美よ」 「里菜です…」 気まずい…。 何か…何話していいか分からないし…。 女ばかりって…嫌だな。 「いつから店で働くの?」 「六日後だと…思います」 「そう。まぁ、頑張ってね」 にこやかに微笑むと 奈美さんも部屋へと入って行く。 私一人になって 百合さんが作ってくれた サンドイッチを一口食べる。 ………ん?