達郎の実家は警察一家である。

達郎のお父さんは警察のトップである警視総監。ひと回り以上年上のお兄さんは警視正。

そして亡くなったお祖父さんにいたっては元法務大臣という、某ルポライター探偵もしのぐ司法一家なのだ。

そんな一家で達郎だけが司法の道に進まず、高校卒業後に4年間の海外留学をした。