ケータイ小説 野いちご

5時からはじまる甘い罠。





「あの……」



わたしが珍しく話し始めると、廉くんは顔を向けてくれる。



「昨日は、ありがとうございました……」



心臓の側のドラえもんを握った。


精一杯の勇気を振り絞ったつもりで。


廉くんは笑った。



「パフェ、すげえうまかったよね」



それにはわたしは目を輝かせて、大きく頷いた。





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