「性別どっちですかねぇ…?」

将はあたしのお腹にソッと触れる。

「まだわかんない。
だけど…」

「だけど?」

不思議そうに、将はあたしを見る。

「もし女の子ならつけたい名前があるんだ…」

あたしはお腹をさすりながら、微笑んだ-。