ケータイ小説 野いちご

私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる




ルイ君は本当に家まで送ってくれて


名残惜しい繋がれた手は離れる。


しばらく沈黙の後



『じゃあな』


とルイ君が私の頭の上に手を置いた。



ポンと触れた部分が熱を持つように
あったかくなる。



ルイ君が優しすぎて心臓がずっと五月蝿い。


『ま、またね』


そう言うとニコっと笑ったルイ君は
来た道を戻って行った。



その背中をしばらく眺めていた私は
ルイ君の言葉を思い出し
にやけてしまう。


気持ち、、



ちゃんと考えてくれるよね、、



言ってたもんね。



期待と嬉しさで胸がいっぱいで
この日はご飯があまり入っていかなかった。








< 162/ 183 >