ケータイ小説 野いちご

「悪」が似合わない君と。



降りてくる拳を止める



後ろではトンボが小さくなってた



やっぱりこいつも怖いんだ…




俺を見て浜田とトンボが息を飲む




「女に手なんか出したら汚ねぇだろ。俺の顔に泥を塗るつもりか?」



浜田はめっそうもないというように手と首を横に振る



「い、いえ!そんなつもりじゃ!」



「言い訳は聞かねぇ。浜田、お前のそのキレっぽい性格なんとかしろ、めんどい」


「す、すみません!」


「今のは単なる八つ当たりだろ、図星つかれて暴力に走るとか、ガキすぎ。あと、」






そういや俺が浜田にムカついてた理由



いや、なんでこんなことに腹を立てたのかいまいちわからないけど…










「こいつの事、トンボって言っていいのは俺だけだ」














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