ケータイ小説 野いちご

冬 -Domestic Violence-



突き返された冊子を受け取って席へと戻る。



ここ数ヶ月、毎日残業して作った物がたった一言で無くされてしまった。

川口主任は認めてくれたのに・・・。



「・・・・?」


席に戻って社内メールを確認すると、
リエから無題のメールが届いていた。


“(`Д´)(`Д´)(`Д´)(`Д´)”


一番上に怒りの絵文字が並んでいて・・


“上原さん、
今日飲みいきましょ!!!!!!(`Д´)”


・・・・そういえば、
歓送迎会・忘,新年会を除いて、

リエと食事に行くなんて初めてかも・・?


“いいよ”と返信を打ちながら、財布の中に入っているお金が足りるかを思い返していた。





















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