ケータイ小説 野いちご

この作品のキーワード

だいさんかくけい


花火が終わると、人がぞろぞろと駅へ流れて行った。


「じゃあ公園に行こうか!」


琉唯くんが大きめの声で話す。


「うんっ!コンビニで線香花火買ってこ!」


と私が話した瞬間だった。



唯吹くんが階段を踏み外して落ちそうになり、それをみていた琉唯くんが助けようとして、二人とも階段の一番下まで落ちてしまった。



頭から出血しているのを見て、怖くて腰が抜けてしまった。



周りの人が救急車を呼んでくれて、二人は救急車で運ばれた。




ーーーーー




「何も出来なくて、ごめんなさい」



琉唯くんと唯吹くんは、頭ではなく、額を切って出血していて、命に別状はなかった。


「あの状況で冷静な判断出来る方がおかしいよ」


と、笑いながら琉唯くんは言ってくれた。




あれから琉唯くんは暗くなってしまった気がする。




唯吹くんは、、



軽い記憶喪失になってしまった。




目を覚ました後の第一声が


「俺は、、、、誰?」


だったらしい。




私のことも、、覚えていなかった。
今までの思い出も、全部、全部消えてしまった。






、、、、悲しかった。



< 6/ 10 >