「そうだね。じゃあフードコート行く?レストランにする?どこでもいいよ」

湊音は優しいな…

でも、やっぱり優しすぎて怖い


あっという間に空港に着いてしまい湊音がタクシーのお金を払い私の手を取り歩き出す


もう少したったら私はアメリカへ行くことになる


そうしたら晴太くんには一生会えない


「いろは?泣いてるの?」

気づいたら私は泣いていた