「だね。」

「何か飲み物買ってくるよ」

と歩き出した結翔に、ホッとした。

ジュ-スを買ってきてくれた時には少し落ち着いていたから、それからは話せたかなと思う。

真冬の公園はどうしようもなく寒くて、近くにあるショッピングセンタ-に行こうってなって、一緒に買物をしたんだ。

まともに結翔の顔を見なくていいし…

ブラブラ服とか可愛い雑貨とか見て回ったら、あっと言う間に時間が過ぎてった。

友達と待ち合わせしてるからと言う結翔に私は手を振る。

「一緒にご飯でも食べる?」

と言った結翔に

「ううん。またね」

と素っ気なく手を振って後ろへ歩き出す。

それからしばらくは連絡がなく、私からも出来なかった。

何だか、がっかりさせたようで連絡出来なかった。