「綺麗…」私は言葉が出なかった…
「そうだな…」耕は涙を流しながら言ってくれた。
「耕?」
「何?」
私は、花火がそろそろ終わるタイミングで言った。
「私が死んだら、凛に、本当の事、言って?それと・・・・・・」
「わかった…」
私は、そっと目を閉じた…
これが、好きだった耕との最期の会話…
私の叶わぬ恋。