「あげはって無防備。

男って力あるんだよ。
俺は、女の子を傷つける為に生まれてきた訳じゃないって思ってる。

あげはを力で押さえ込んで、なんかしたい訳でもない。


俺の持つ最大限の力で、あげはを守ってあげたい」














白ーーーー。






白は、あたしに教えてくれてるんだ。



また、無茶しないようにーーーーーー


「俺達だから、いいけど。
それが違うやつなら、あげは可愛いし、何されるか分からない」


うん、、白。


ちゃんと聞こえてるよ。


「だから、もう無茶しないで、男みんな恨まないでーー、傷ついて泣かされた分ーー幸せになろう。

大丈夫、俺があげはを守ってあげるっ」


やんわりと解いた腕。


「ーーーーーーっ白」

我慢なんか出来ない!

あたしは白の胸の中で泣いた。