「おい、なんで助けた俺じゃなく白なんだよ!」

龍が、嫌いなわけじゃない、、
だけどーー鋭い暗黒の瞳が、見つめるたびに震えだす体。


「まあまあ、いいじゃん。
じゃあ、行くからっ!」

白がバイクにまたがった瞬間ーーーーーー


「白は、ないと思うが送り狼にはなるなよ?」

送り狼!?
白を見つめた。
白がありえない。
あると、すれば黒だよね。

「今、俺ならありとか思わなかった?」
黒の直感。
当たってますが、何か?