「あーそっか。
ちょいごめんね!「えっ、きゃっ白っ」

それは、人生初のお姫様抱っこ。
「はい、お姫様。
白馬じゃないけどごめんねっ」

白が、お姫様抱っこしてあたしをバイクに乗せてくれた。


「あーあ、おもしくねー。
当たり前の選択で、まじつまんねー」

旬、なんだかご機嫌斜め?

「やっぱ白か」

諦めモードの黒。

そしてーー怒りマークの龍がいた。