「俺も思ったけど…。」 「わ、私も…。」 どうやら花音ちゃんも驚いてるみたいだし、皆私が提出しに行くと思っていたらしい…。 「許せないけど、提出はしない! だから…今後…、関わらないようにしよう?お互い。」 私はそう言うと、驚きで止まっていた涙が再び花音ちゃんの頬を伝った。 「うんっ…ぅん…。ごめ…なさい。ほんとに…」 「もういいよ。」 私は泣き続ける花音ちゃんを置いて、私たちは体育館裏を後にした。