「このバカ倫也のことは聞かなかったことにしていいよ。詩優ね、あいつ布団剥ぎ取っても起きないからなぁ…」
京子は少し考えたあと、
「花莉が『彼氏できた』とか『好きな人できた』とか言うだけですぐ飛び起きると思うわよ?あと『助けて!!!』って泣きそうな顔で言えばいけると思う」
……本当に起きるのかな…?
「あーそれ、100%起きるな!」
と倫也。
「ほんと?今度やってみるね」
私がそう言うと、
「「その結果教えてね」」
と二人の声がハモった。
初めてみんなと過ごした放課後はすっごくたのしかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…