「ありがとな」 詩優は嬉しそうな顔をする。子どもみたいに無邪気に笑って… 「告白はまた今度しなおすから。少しは俺のこと考えといてくれたら嬉しい」 体温が上昇して…こくん、と頷くくらいしかできない。 あれから詩優との話が終わって、自分の部屋に戻った。 いろいろさっきのことを振り返って、ずっとドキドキしてる… ……すごい人から告白……された…… 一緒に住むのに…… これから大丈夫だろうか…