何か用でもあったんやろうと
その時は対して気にせんかった。


それよりも綺麗な人と仕事ができる嬉しさと、
また彼女に会えるということにワクワクしていた。



そのままそこに残った俺と龍は
何点か気に入った洋服をそれぞれ購入。






「これ、紺ちゃん好きそう。」






今日中に受け取れる物もあるみたいで、
完全に浮かれてた俺は
今日来れなかった紺ちゃんにお土産を買った。


パーティーがお開きになる頃には
すっかり車通りも無くなり、
もちろん会場内に彼女たちの姿は無かった。


今日中に渡したかった俺は
タクシーで紺ちゃんの家に向かった。



朝が早いと言っていた彼の言葉も
忘れて。