ケータイ小説 野いちご

いつでもきみのそばに



「舞も真っ白だよ」


俺は小さくそう口にした。


あのとき言えなくてずっと後悔していた言葉を。


「なんかいったー?」


「なんでもない。そろそろ帰ろうか」


「うん、そだね」


俺は舞の後姿をみながら、このありえない現実がずっと続くように、舞にもこの先の未来があるようにと強く願った。



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