「おーい、瑠衣、1人でしょんぼり歩いてどうしたんだよ。」

「あぁ、なんだ、舜かよ。」


「とうとう振られたか」


「え?彩、思い切っちゃったのかな?」


「振られてねぇよ!」


「なんだー。とうとう嫌になったのかと思っちゃった」


「は?とうとうって、、、なんか言ってたのか?」


「うーん、別れるのは最終手段だって言ってたよ?」


「つまりは、時間の問題だな。おまえが振られるのも。」


「まじかよ、、、」


「ってか、おまえ彩ちゃんに何したんだよ。また、ぶきっちょくん発動したのか?」


「ぶきっちょくんって言うなよ。でも、まぁ、間違ってはない。

今日の朝、メイクしてて。髪もふわふわでかわいくて。」


「そうよ?私が特訓したんだもの。かわいかったでしょう?」


「あぁ、めちゃくちゃな。それでかわいく思われたいって言ったのが誰に思われたいのか気になって。

俺じゃないんだろうな、と思って、つい、、、

似合わないって言っちまったんだ。」


「はぁ?最低だよ!何そのリアクション!私はそれでとうとう瑠衣くんが本人に向かってかわいいって言って、クラス離れる前にラブラブ再確認できたらいいな。

と思ってたのに。彩もすごい頑張ってたのに。

それに、バレッタ選んでもらったのー!ってめっちゃ嬉しそうだったよ?」


「はぁ?そんなこと言われなきゃわかんねぇよ。でも、最低だよな、俺。勝手に誰かに嫉妬して八つ当たりしちまった。」