この日もいつものように学校が終わったあと綾のバイクに乗って溜まり場に遊びに来て。 陽太たちの遊びに混ぜてもらっていた時。 滅多に鳴らないあたしの携帯が着信音をたてた。 誰だろうと、見ると。 「え…」 頭の中が一瞬にして真っ白になった。