信じてた。。。


次第に
「次の給料まで2万円貸してくれない?」
と言うようになり
貸しては返してもらうの繰り返し。


しかし給料日になると
全額は返してくれない。


塵も積もれば山となる
5千円残り3千円残りと
結局貸したお金は貯まる一方だ。


ある時
クレジットカード会社から
見知らぬ請求書が届いた。


ファッションリング3万円
カード会社に問い合わせると
ひと月前にショッピングモールの
宝石店で購入しているとのこと。


すぐに店に問い合わせると
私名義で購入しているのは
間違いないとのこと。


「私ではないです」との主張は
お店には通用しない。


被害にあったのなら
警察に相談してみたら?と勧められた。


すぐに和成に
「警察に届け出ようと思うんだ
きっとそれなら当日の防犯カメラとか
確認して貰えて真実がわかると思う」
と相談した。


和成から帰って来た言葉に
私はショックを受けた。


「あっ。。。それオレだわ
言おうと思ってたけど
忘れてた」


オレだわ???はぁ???


妹の誕生日プレゼントを買うのに
ショッピングモールに行って
自分のカードが使えなくて
財布にあった私のカードを
使ったとのこと。


何故私のカードが和成の財布に?
「知らないけどオレの財布に
入っていたから
美結が何かの間違いで
入れたんじゃない?」と言う。


「間違えて和成の財布に?
入れないでしょ普通」


「うっかりとかあるじゃん」


私のせいにする。