高校で初めてのテストが
一週間後に迫っている。
僕と藤田が図書室で勉強していると、
一人で彼女も図書室に来ていた。
「薫ちゃん来てるんじゃん。」
藤田が小声で話し出す。
「薫、頭も良いんだ。中学のときは
いつも勉強教えてくれた。」
それをきくと、
「薫ちゃん。ここの数学の問題
分かんないんだ。ってこいつが。」
余計なこと言いやがって。
彼女はなにも気にせず
「いいよ。教えてあげる。」
分かりやすい。ノートの字も綺麗だ。
藤田は彼女の顔ばかりジロジロ見てる。
「薫ちゃん。分かりやすすぎるよ。
勉強得意なんだね〜。」
薫と話してすっかり調子に乗ってる。
「好きなの。勉強。」
お揃いで持ってたシャーペンまだ
使ってたんだ。
一週間後に迫っている。
僕と藤田が図書室で勉強していると、
一人で彼女も図書室に来ていた。
「薫ちゃん来てるんじゃん。」
藤田が小声で話し出す。
「薫、頭も良いんだ。中学のときは
いつも勉強教えてくれた。」
それをきくと、
「薫ちゃん。ここの数学の問題
分かんないんだ。ってこいつが。」
余計なこと言いやがって。
彼女はなにも気にせず
「いいよ。教えてあげる。」
分かりやすい。ノートの字も綺麗だ。
藤田は彼女の顔ばかりジロジロ見てる。
「薫ちゃん。分かりやすすぎるよ。
勉強得意なんだね〜。」
薫と話してすっかり調子に乗ってる。
「好きなの。勉強。」
お揃いで持ってたシャーペンまだ
使ってたんだ。