雨は嫌いだ。 寒い、寒すぎる。やっぱりカラオケ・・・
いやいや、めんどくさい事になりそうだから断って正解か。

そう考えながら道路を突っ走った。水たまりを思いっきり踏んだが、気にしなかった。とりあえず帰りたい。

「最悪、なんで雨なんか降るわけ?」

とっても近い距離で、聞きなれた声が聞こえた。

後ろを振り向くとそこには


セーラー服の 雨宮がいた。