ケータイ小説 野いちご

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【完】冷徹王子様は鈍感お姫様を溺愛中 。




「あ、おはようひなた!」


「おはよう、文香」



教室に入って、真っ先に声をかけてくるのは相変わらず文香だ。
ふわふわのツインテールを揺らす彼女は女の私が見ても可愛いと思う。



「ってひなた!スリッパどうしたの!?」


「んー……なくした?」


「なくした、って……あ」



何かに気づいたように、文香がこちらに駆け寄ってきた。そして小声で私に言った。



「悠月くんと大地くんのファンでしょ、絶対」



絶対そうだ〜!と納得したような文香に頷いた。
私も、そうとしか考えられないから。




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