「無理して起きてなくていいからね。 おやすみ、菜穂」 「うん…眠たくなってきちゃった……。 おやすみなさい」 ここで睡魔に負けてしまい、抱きしめられた状態で私は意識を手放してしまった。 ーーー今日一日、確かに楽しかった。 だけど明日から、私と蓮くんの戦いが始まることになる。