ケータイ小説 野いちご

浮気してるくせに平然な彼




『……まじアイツら善人ぶった偽善者だから』と呆れてため息を吐く堀内くんを見ては、





「俺達偽善者なんかじゃないから、安心しろよ?」





「そうそう、何かあったら俺たちが助けてやるからな!」





堀内くんが余計な事言うから、石田くんと松本くんが怯えだした。





本当はもっと色々聞きたいハズなのに、言いたくない事を必要以上に聞かない所は本当にありがたい。





「で。俺達の目的は、修学旅行という名の一大イベントを利用して、本当の俺達を橋本に見せるコト。な?石田・松本」





そう言うと、二人は『いや、しらねーし!聞いてねーし!!勝手に決めるなし!!』と突っ込んでは楽しそうに笑っていた。





このグループにいたら、自然とサナと陸くんの事を忘れられる気がした。



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