ケータイ小説 野いちご

桜の花が咲く頃に



「あ、あの……皆さんお冷持ってきましょうか?」


桃はみんながたくさん酒を飲んでいたことを思い出す。


なんだ無自覚か、と桃の鈍感さにため息をつく隊士たち。


ただ無自覚天然もいい、と広間が少しざわついたのだった。



「桃、違うから……」


はぁ、と藤堂が頭を抱えこんでため息をついた。



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