『んじゃま、飲み会行くか』


『そーだね。遅くなっちゃったね』


『お前はジュースな』


『うん』


『オレは飲む。帰りお前が運転して』


『何それ!』


膨れるわたしを気にせず、原因くんは嬉しそうに笑って言った。


『祝い酒!今夜の酒は旨いぞ!!』


『……しょーがない。今夜は飲め!』


わたし達はいつものように、高校の同窓会である『飲み会』へ向う。


……結婚が決まったというのに飲み会のがメインのわたしたちだった。