真於-「七海のお願いでも聞けないよ、冷やして腫れを抑えるしかないな。氷あるか、七海?。」


七海-「なら私が兄貴に話すよ、冷やしても痛みは引かないんだよ。無理して次の試合出れない方が辛いはずだから我慢してよ。」


グィッ。


真於-「頼む、彼方先輩には言わないで欲しい。氷で冷やしてるから痛みも麻痺してるから最後までプレーしたいんだ。一試合でも長く彼方先輩と一緒に試合して悔いを残したくないから手当て頼む、七海。」


七海-「わかった。一時的にしか冷やせないから長くは持たないけど、冷湿布して包帯で固定するから足首気をつけてね。」


真於-「ありがとう、七海。痛みが酷くならないように気をつけて試合するよ。」


七海-「うん、真於。」


審判-「そろそろ試合再開しますが大丈夫ですか?。」


真於-「はい、大丈夫です。」


審判-「お待たせしました、治療終わりましたので試合再開します。」


彼方-「真於、無理せずにパス出して大丈夫だよ、仲間がいるんだからな。」


真於-「わかりました。彼方先輩、右側はあまり走れないから繋がせてください。」


彼方-「わかった、真於。仲間にも伝えとくよ。」