「〜〜〜っ!」 腰が床に激突した。声にならない悲鳴を上げる。 「凄い音がしたけど…大丈夫か?!」 すると、焦ったようにバンっと音を鳴らしながら扉を開け入ってきたのは牙龍総長の碧斗。 「碧斗…さん?」 暴走族の総長らしい碧斗に何だか今更なような気もするがさん付けで呼ぶ。年上ぽいしね。