「そう、だけど…あなたは?」 おそらくあの暴走族のメンバーの1人なんだと思うけど 私だけ名前を知られているのに、相手の名前を知らないのは不服だから名前を聞く。 「俺は、牙龍の下っ端の千尋っす!」 「牙龍?」 この暴走族の名前だろうか。