春野さんから“色がわからない”という告白があった。



僕の隣にいるのは僕の好きな人、春野さんだった。でも、話すとなると緊張してしまうし恥ずかしくて声が尖ってしまう。
だから、さっきも「自分でやりなよ」なんて言ってしまったんだ。そんな事情があったなんて知らなかったから。