千衣のこと狙ってたあいつ、なんとかしないとな。



名前なんだっけ?



忘れた…。



あと、俺の煩い周りのやつら。



今までのツケがこないようにちゃんと後始末しないと。



千衣の信頼を得たい…そうだな、真剣な告白をチャラいと言われないように。



マジなのにな。



鏡に視線をやると、ヘラっとしている自分の顔が目に入った。



これが…信用なんないのか。