ケータイ小説 野いちご

名前で呼んでよ、黒瀬くん!【完】




私、新垣さくらは156センチと小さめの慎重に、少しだけ茶色に染めたストレートの髪の毛、極度の運動音痴で、成績は中の中をキープしている。性格は明るいほうなので友達は多いと思う。




こんなごくごく普通の高校二年生である。




そして私には天敵がいる。




黒瀬岳。無造作にセットされた黒髪、180センチという高身長に、キリッとした鋭い目、口角を上げると弧を描く妖艶な唇に、無駄に高い鼻。



運動をさせれば卒なくこなしてしまうし、授業は全て寝ているくせに成績は常に上位。




性格は無口で、クールでそれがまた女心をくすぐるのか女の子にモテモテ。そして男の友達も多い。



無口なのに彼の周りには常に人がいてクラスの人気者である。…肝心の本人はいつも凄く不愉快そうに顔をしかめているけど。




そんな黒瀬くんと私が犬猿の仲になったのは、二年生になってクラス替えをしてすぐ、席が隣になったことだった。

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