「うん……そうだよね」


ここまで似ているんだもん。


自分たちでそう思う事くらい、誰にも怒られない。


「すっかり暗くなっちゃったね。帰りは車で送るから」


窓の外を確認した小春ちゃんが、気を取り直すようにそう言ったのだった。