ケータイ小説 野いちご

月光 ~すべてのひとかけら~

「俺が女の子連れてたら莉桜が妬くだろ」


クールに誘いをかわしてくれた。


りお…って誰だろう……。


話の流れ的に彼女だよね…?


やっぱり彼女いるんだ。


そりゃそうだよね。


「また後で」


女の子っぽいヤンキーは、やっぱり女の子っぽい笑顔で手を振った。


女子が羨むほど。


「あの…莉桜って……?」


3人組と別れてから、訊ねる。


「榎本莉桜(えのもとりお)。俺の彼女」


やっぱり彼女か……。


顔も整ってて、優しいんだから、彼女がいて当然だ。

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