「あっはははははは!!!!!」



幼女は心からの笑みを零した。



「そう。お姉ちゃんはボクの"モノ"。

仲良くなった後だからとっても良い顔が見られると思ったのに、残念だったなぁー。


だから、この人には計画を台無しにした代償を払って貰わないと。


仲良くなって信頼を得てから殺すという、長い時間をかけて周到に考えあげた計画を台無しにした贖罪を、ね」




3歳ほどの幼い幼女相応の台詞とは思えない程の語彙力(ゴイリョク)と残酷な言葉。


それを言うと、幼女は男の上半身の"中身"をまさぐる。



「やっぱり死にたてのナカは熱いなぁ♪

いつまで経っても馴れない」



ぐじゅぐじゅと音を響かせ、幼女はそれを掴む。


血管が大量に千切れる音がし、それが男の上半身から出てくる。



「あった♡」



幼女は手に持ったそれを頭の上に掲げ、



握り潰した。



ぼたぼたと流れ落ちる血と肉片。


幼女はそれに舌を突き出す。



「んん! やっぱり死にたての心臓の血は一際美味しく感じるなあ!」



綺麗な顔で言う幼女は誰にとっても脅威であろう。


そんな事を、幼女はニコニコとこなしていく。



「明日は誰にしようかなぁ?」



ニヤリと口角を上げながら、幼女は公園を後にした。






───────────────