圭輔side:
俺がいなくなってからバンド解散して、封印してたんだな。俺は蘭の笑顔大好きだよ、だから笑ってくれ。伝えたくて夢に見せたんだ、蘭気づいて欲しい…。本当は、蘭にあの日に好きだと言うつもりだったし、悔しいよ。蘭、幸せになれよ。


蘭:はい。


店員:もうお客様いないので良かったら放しませんか?、カウンセラーしてる合間に店をだしてるんです。悲しい顔されてますよ。


蘭:ありがとうございます、夢に亡くなったはずの圭輔が出てきたんです。信じられないですよね?。


店員:いいえ、信じます。きっと夢に出てきたのは、何かしら伝えたくてなんだと思います。どんな夢でしたか?。


-蘭は、店員に夢の事と辛い思い出を話した。ずっと辛かったけど、話して少し心が楽になった…。


蘭:昔、バンドを組んでいて、私を庇い亡くなったメンバーがいるんです。悲しくて、バンド解散して封印してきたのに今更思い出すなんて…。夢で幸せになれよと言ってました。謝りたかったのに、目が覚めてしまいました。


店員:そうですか、忘れてほしくなくて思い出すきっかけと幸せになれよと伝えたくて夢に出てこられたんだと思います。